親が兄弟が亡くなった後に、実は闇金から借りていて、取り立てや督促状が来て困っているというケースはよくあります。
答えから言いますと、返済する義務はありませんし、その必要もありません。
本人が借りていようが肉親の人が借りていようが、闇金との貸し借りの契約は無効と法律で決められています。
闇金との契約は無効という判決は平成20年に最高裁ででており、また,ヤミ金が借受人に対して給付した金員は不法原因給付(民法708条)に該当するのです。
といっても闇金はこんなことすでに知っており、わかったうえで取り立てや督促状を送りつけています。
闇金側からすると、
「法律なんて関係ない。俺らも生活がかかっているんだ!」
というスタンスです。
闇金の借金は闇金い強い弁護士・司法書士に相談することをおすすめします。
理由は、7割は即日、残りの3割は3日以内に解決できる可能性があるからです。
*なかには相当しつこい闇金業者がいることを注意書きしておきたい
警察に相談するという方法ももちろん効果的です。
ただ、警察も話は聞いてくれますが、取り立てや督促を止めるまではなかなか動きません。
あきらかに暴力を振るわれたなどの傷害事件になれば話は別です。
傷害事件になれば現行犯逮捕と後日逮捕するという形になります。
・現行犯逮捕のケース
闇金が自宅や職場まで取り立てに来て口論になった末、大きなけがを負った。この時駆けつけた警察官が現行犯逮捕するというケースです。
・後日逮捕のケース
闇金に殴られたなどの傷害罪で後日逮捕されるケースは、必ず証拠が必要です。
闇金は証拠を隠滅する可能性が高いのでしっかり証拠を押さえてください。
警察としても、軽微な傷害事件で、証拠隠滅の可能性が低いケースでは、わざわざ裁判所に対して逮捕状を請求しないのが一般的です。
まとめると、警察が闇金の取り立て督促を止めるには相当の時間がかかると思っておいて間違いありません。
また以前までは、闇金は違法ということから情状酌量もあり、借りた側が被害者という見方もありましたが、借りた方も悪いという見方が強まっています。世間の目は冷たく風当たりは強いです。
なので、闇金の解決実績を持つ弁護士や司法書士が確実だといえます。
相続で大変かもしれませんが相談する際は落ち着いてゆっくり現状を話してくださいね。
必ず解決できます。
闇金の借金は相続されないが、消費者金融や公的機関からの借金は相続されるので気を付けてください。
相続された「プラスの資産・借金などのマイナスの資産」は、3ヶ月以内に裁判所へ相続するかどうかの届け出を提出しなければなりません。
届け出をしないと相続する意思があるとみなされてしまいます。
借金の相続は早急に解決したい気持ちでいっぱいだと思いますが、必ず乗り越えられます。
法律ができればその抜け道をさぐり知識にうとい素人を巧妙に餌食とする悪知恵がはびこるのが常です。
多くの人は法律が守ってくれることを知らず、不当な取り立てに悩まされてしまいます。
貴真面目な人ほど悪質業者の手口の犠牲になりやすいです。
当たり前の権利を知っていただき是非解決してください。
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