1993年にJR東日本がクレジットカード事業を開始しましたが、それにともなって発行されたのがビューカードです。
2010年にJR東日本は、分社により子会社へクレジットカード事業を別会社へ譲渡しています。
2009年以前は、キャッシングも利用できたので、このカードを利用して借金する人も少なくありませんでした。
キャッシング機能が停止された後も、ショッピングのためによく利用されています。
そのため、このカードにより、多額の借金を負って、債務整理をしなければならない人も多いのです。
まず、家族や会社へ知られることなく債務整理ができることです。
それから、過払い金の発生により、短期間で借金を返済できるのもメリットと言えるでしょう。
ビューカードは2006年まで、利息制限法の制限を超える利率を定めて、貸付を行っていました。
したがって、この時期以前から借入をしている人は、過払い金請求できる可能性も少なくありません。
過払い金の発生額によっては、一度で完済できる場合も考えられるので、債務整理の手続きに与える影響は計り知れないと言えるでしょう。
ビューカードで過払い金の発生している可能性があるのは、1993年から2006年までの13年間です。
他社と比較して期間は短いので、一人ひとりへの過払い金返還の負担も少なくなる傾向にあります。
それにより、資金的にも余裕ができるためか、過払い金全額の返還に応じてもらえる場合も珍しくありません。
ビューカードの債務整理では、回収できた過払い金を返済に当て、借金を一度で処理する人も目立ちます。
一方、任意整理の方法で債務整理をするとデメリットも生じる場合もあります。
債務整理をした事実が信用情報に登録されてしまうことになります。
それにより、クレジットカード、住宅や車のローンの審査に通過できなくなってしまうのです。
債務整理してから5年前後登録が残るので、少なくともこの期間内は、クレジットカードやローンが利用できなくなることを覚悟しなければなりません。
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「定期健診」みたいなものですね。
空き時間で「今の状態」がわかるので、いろいろ考える機会にもなると思います。
代表司法書士 姜 正幸
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下記のページではビューカードで債務整理をされた方の体験談を募集して、許可を得て掲載しています。参考になれば幸いです。