現在負っている借金の返済などについてネットで調べる過程で、「借金減額診断」や「借金減額シミュレーター」などの存在を知る人も少なくないでしょう。
どのような仕組みになっており、利用に際してデメリットやリスクはないのか気になる人もいるはずです。
本記事では、借金減額診断や借金減額シミュレーターと呼ばれるサービスについて、その仕組みやメリット・デメリットについて解説します。
利用前に確認しておきましょう。
現在の借金を何らかの方法で減額可能か、加えて減額手段やどの程度の減額が見込めるかなどを診断するサービスが「借金減額診断」や「借金減額シミュレーター」です。
弁護士が経営する法律事務所や司法書士事務所などによって提供されています。
専門家に直接相談する前に借金減額の可能性を判断できるとあって、多くの債務者が利用しています。
借金減額診断や借金減額シミュレーターの利用は基本的に無料です。
スマートフォンやパソコンなどを用いWeb上で手軽に診断できます。
借金減額シミュレーターが無料で提供される理由は、弁護士・司法書士事務所が、借金問題に苦しむ人たちに、借金の減額制度を知ってもらい、その利用を検討してもらいたいからです。
債務整理や過払い金返還請求などの手続きには法律の専門知識が必要ですが、そうした知識を持つ専門家に依頼することが一般的です。
しかし、弁護士や司法書士の存在や手続きの方法を知らない人も多く、また、依頼に踏み出せない人もいます。
そのような状況を踏まえて、弁護士・司法書士事務所は借金減額シミュレーターを無料で提供し、借金減額制度があることを知ってもらい、無料相談を通じて手続きを依頼してもらうことを目的としています。
借金減額診断や借金減額シミュレーターは主に2つの段階、あるいは2つのタイプに分けられます。
それぞれ流れや仕組みをみていきましょう。
パソコンやスマートフォンの画面に表示される3つ程度の質問に答えるだけで、借金減額の可能性を知ることができます。
単に借金減額診断や借金減額シミュレーターという場合には、この簡易的な診断を指します。
このサービスは質問への回答内容と法律事務所などに蓄積されたデータを照らし合わせ、借金減額の可能性を導き出す仕組みです。
そのため診断結果の表示にも時間はかかりません。
1分ほどで簡易的な診断結果が表示されます。
弁護士や司法書士など専門家による詳細な借金減額診断サービスもあります。
多くは上記の簡易的な診断のあとに行われますが、最初から専門家による診断が受けられるサービスも存在しています。
簡易的な診断の大半は、具体的に減らせる金額や減額方法などまではわかりません。
そこで、借金の状況などさらに具体的な情報を提供し、その情報を元に弁護士などの専門家が診断を行います。
専門家と直接やり取りすることで、法律や専門家の知見を元にした詳細な診断結果が得られる仕組みです。
実際に借金減額診断や借金減額シミュレーターの利用時に聞かれることや入力事項について、「借金に関する情報」と「個人情報」とに分けて解説します。
非常に簡易的な診断サービスやシミュレーターを利用する場合は、借入総額、借入期間、返済状況などを入力・選択します。
サービスによっては借入年月や借入件数などを聞かれるので、指示に従って入力・選択しましょう。
借入期間や借入年月は過払い金の有無の判断に活用されます。
返済状況は、定期収入の有無や毎月の返済額、返済できているか否かなどについて問われるため、可能な限り正確に回答してください。
弁護士等とやり取りし詳細な診断をしてもらう際は、遅延の有無や裁判所からの通知の有無、保証人の有無にまで質問は及びます。
ある程度整理してから診断サービスやシミュレーターを利用しましょう。
住所や名前、電話番号やメールアドレスなどの連絡先の入力を求められることがあります。
簡易的な診断のみの場合は、個人情報の入力を求められることはほぼありません。
簡易的な診断の結果、必要に応じて個人情報を提供し専門家による詳細な減額診断を受けましょう。
借金減額診断の段階では、名前に関しては苗字のみ、あるいは匿名で問題のないサービスもあります。
借金減額診断や借金減額シミュレーターの利用にはメリット・デメリットがあります。
スマホやパソコンで簡易的に診断やシミュレーションができるサービスは、24時間365日いつでも利用可能です。
仕事で忙しい人や家族などに内緒で診断してもらいたい人でも、時間や場所を問わずに診断が受けられます。
30秒から1分という、非常に短い時間で診断結果が得られる点もメリットです。借金の額が増えてしまうと、返済に対して不安が募るもの。
減額の可能性だけでもすぐに知ることができれば安心感へとつながります。
悩んでばかりの状況から次のステップへと進みやすくなるでしょう。
借金に関する相談をすることに抵抗を感じる人は少なくありません。
相手が弁護士などの専門家でも同様です。
借金減額診断や借金減額シミュレーターは、専門家への相談のきっかけ作りにも活用できます。
オンラインで気軽に診断し、それをきっかけに本格的な相談へと移ることができれば、さらに減額へと近づくことができるでしょう。
借金減額診断や借金減額シミュレーターの利用にはデメリットも考えられます。
借金減額シミュレーターは、必要な情報を入力することで、現在の借金がどの程度減額できるかを把握することができます。
ただし、借金を減額するためには、「過払い金返還請求」や「債務整理」といった専門的な手続きが必要であり、減額できる金額には複数の要素が絡んでいます。
しかも、借金に関する情報は膨大で、正確に把握することが困難な場合がほとんどです。
診断が簡易的であればあるほど、正確な結果は出てきません。
特に、数分程度で詳細な数字や減額方法などの診断が出るシミュレーターの場合、その数字や方法はあくまでも目安や参考と捉えておく必要があります。
そのため、借金減額シミュレーターでは、最低限必要な情報だけを入力する仕様となっており、結果もあくまでも大まかなものに留まります。
返済までの道のりを知る手がかり程度と認識しておきましょう。
個人情報を入力して診断するサービスの場合、診断後にサービス提供者である弁護士事務所や司法書士事務所から連絡がくる場合があります。
診断結果を受け取った後、弁護士・司法書士事務所から詳細なヒアリングが行われることがほとんどです。
このヒアリングは、借金の減額制度の利用を検討してもらうために必要なものです。
人によっては専門家から連絡がきた方が楽であると感じるでしょう。
しかし、相談のタイミングは自身で決めたいと考える場合は、電話やメールなどの対応が面倒だと感じかねません。
仕事中や家族といるときに電話がかかってくることを懸念される方もいるかもしれません。
その場合は、必要な情報を入力する際に、電話対応可能な時間を指定することができます。
借金減額診断や、その後の弁護士事務所などへの相談につながる借金減額シミュレーターの利用の際に、仮に必要な個人情報を入力したとしても、それが他者など外部に漏れることはありません。
これらサービスを利用しても信用情報に傷がつくこともなく、信用情報機関の個人データも一切外部にはバレないので安心して利用できます。
また、サービス利用後に弁護士などの専門家に必ずしも相談する必要はありません。
簡易的なものではなく具体的に減らせる借金の金額や減額方法などについて知りたければ、改めて相談するとよいでしょう。
現在負っている借金の減額の可能性を知ることができる借金減額診断や借金減額シミュレーターと呼ばれるサービス。
簡易診断は結果が正確ではないなどのデメリットはありますが、個人情報や信用情報が外部に漏れることはありません。
むしろ借金に困っているなら利用するメリットの方が大きいでしょう。
減額の可能性を探り、そのための一歩を踏み出すこともできます。一度、オンラインで減額診断を受けてみてはいかがでしょうか。
借金がいくら減るのか60秒でわかる匿名・無料のツールです。
借金の総額や借り入れ社数など簡単な情報を入力するだけで、「借金を減額する方法」や「借金減額の可能な金額」を匿名無料で判断してくれます。
現実に、どのくらい借金が減るのか知りたい方におすすめです。
1分で簡単に診断できる
匿名・無料で24時間いつでも診断OK
家族や友人にバレない
いくらくらい借金が減るかどうか知ることで
「払えなくなった時対処できるか」
「どれだけ精神的にラクになるのか」
がわかるので安心のお守りになります。
「定期健診」みたいなものですね。
空き時間で「今の状態」がわかるので、いろいろ考える機会にもなると思います。
代表弁護士 樋口 卓也(第二東京弁護士会 第29906号)
所属弁護士会 第二東京弁護士会
弁護士法人 サンク総合法律事務所 | |
事務所名 | 弁護士法人 サンク総合法律事務所 |
代表弁護士 | 樋口 卓也 |
所在地 | 〒104-0032 東京都中央区八丁堀4-2-2 UUR京橋イーストビル2階 |
アクセス |
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対応時間 (電話受付) | 24時間 |
対応地域 | 全国 |
法律ができればその抜け道をさぐり知識にうとい素人を巧妙に餌食とする悪知恵がはびこるのが常です。
多くの人は法律が守ってくれることを知らず、不当な取り立てに悩まされてしまいます。
貴真面目な人ほど悪質業者の手口の犠牲になりやすいです。
当たり前の権利を知っていただき是非解決してください。
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